【  meguriって、なに?  】

*蟹月えつ子が細々と執筆している、一次創作小説のタイトルになります。

*蟲ほどの大きさの人間が、蟲と共に生き、生活をしている世界「アリアバン国」が舞台です。

 

【  アリアバン国って、なに?  】

*東に浮かぶ小国です。四季があり、蟲と人が共生しています。

 

■季 節

    来る花の月

 春 至る花の月

    去る花の月

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    来る雨の月

 夏 至る雨の月

    去る雨の月

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    来る風の月

 秋 至る風の月

    去る風の月

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    来る雪の月

 冬 至る雪の月

    去る雪の月

 

 

【  廻って、なに?  】

*「廻(めぐり)」は、いわゆるファンタジージョブです。

*廻は、みなみな廻の証である「命石(みょうせき)」と呼ばれる石を首から下げています。

*この世界には、人々を襲い、捕食する「炎麼(えんば)」という蟲がいます。この炎麼から人々を護り、助ける者の名称が、廻です。

 

【  炎麼って、なに?  】

*炎麼(えんば)は、アリアバン国で唯一、人間を本能的に襲い捕食する、巨大な蟲です。

 

【  命廻学校って、なに?  】

*「命廻学校(みょうかいがっこう)」は、生まれながらに「命力(みょうりょく)」を会得した子どもたちを、廻として育てる学校のことです。

*通常は六歳、初等部一年から入学するのがオーソドックスですが、諸事情で入学が早まったり、遅れることもしばしばあります。主人公であるカボションは、自身の中にある命力の存在に気付いたのが十歳のときのため、初等部四年からのスタートとなっています。

*全寮制。年末年始、夏季休暇のみ実家帰省が可能。その他、毎月行われる学年別試験で上位三位は月に一度、三日間の帰省が認められています。

 

■命廻学校の学年

*幼  稚  舎   (〇歳 ~ 五歳)

*初等部 (六学年: 六歳~十二歳)

*中等部 (三学年:十三歳~十五歳)

*高等部 (三学年:十六歳~十八歳)

 

 

【  命力って、なに?  】

*人間(楚族 / 絲族 / 人族)が稀に会得する、炎麼を絶命させるほどの強大な力のことです。

*命力は心臓から精製され、血液と共に身体中を駆け廻り、依り代(杖)を通して体外に放出されます。

 

■属性

*命力には十四種の属性があります。

 

火属性(ひぞくせい)

 *攻撃型 / 火炎を生み、炎麼の肉体を焼く。命石は赤色。

幻属性(げんぞくせい)

 *補助型 / 幻覚を見せ、炎麼を翻弄させる。命石は橙色。

属性(ひかりぞくせい)

 *補助型 / 光輝を放ち、炎麼の目を眩ませる。命石は黄色。数が少なく、希少な属性。

属性(らいぞくせい)

 攻撃・補助型 / 落雷を打ち、炎麼を麻痺させる。命石は萌色。

属性(きぞくせい)

 攻撃・補助型 / 樹木を育て、炎麼の飛行を阻む。命石は緑色。

属性(かぜぞくせい)

 攻撃・補助型 / 旋風を生み、炎麼の肉体を裂く。命石は碧色。

属性(こおりぞくせい)麼

 攻撃・補助型 / 氷塊を作り、炎麼を凍てつかせる。命石は青色。

属性(みずぞくせい)

 攻撃・補助・回復型 / 流水を操り、炎麼を封じ込める。命石は藍色。

属性(どくぞくせい)

 補助型 / 激毒を遣い、炎麼を絶命させる。命石は紫色。

属性(ゆぞくせい)

 回復型 / 治癒の力で、炎麼から受けた傷を癒す。命石は藤色。

属性(みんぞくせい)

 補助・回復型 / 眠気を誘い、炎麼を微睡ませる。命石は桃色。

属性(ちぞくせい)

 攻撃 / 大地の力で、炎麼を打ち砕く。命石は茶色。

属性(むぞくせい)

 攻撃 / 無二の力で、炎麼から人々を護る。命石は白色。命力保持者の六割は無属性である。

属性(やみぞくせい)

 ?? / 詳しいことはよく分かっていない。命石は黒色。現在確認されている保持者はブリオレットのみ。


【 あ 行 

■徒花(あだばな)

*生殖機能の無い人を指す蔑称。

 

■アリアバン国(-こく)

*東に浮かぶ国。国民は楚族(そぞく)と人族(ひとぞく)に分類される。

*国民である楚族、人族ともに、海の向こうの者からはアリアバン人と呼ばれる。

*言語はアリアバン語が大部分を占め、一部地域では楚語を使用している。

*宗教は主にフズリナ教、わずかにクログツナ教。しかし国民のほとんどは無信仰者である。

*四季がある。

 

■イロナシ

*無属性を指す蔑称

 

炎麼(えんば)

*アリアバン国で唯一、人間を本能的に襲い、捕食する、巨大な蟲。人間の天敵。

*炎のような赤い複眼に赤黒い身体、四対の翅、強力な大あご、棘の生えた脚を持ち合わせている。

*廻は、この炎麼から人々を護るために、日々奔走している。

 

 

【 か  

■甘露(かんろ)

*アブラムシやカイガラムシから排泄される甘い汁。

*水で溶いた「水割り甘露」(甘露水)や、棒にさして固めた「甘露キャンディー」は、アリアバン国のソウルフードである。

 

■クログツナ教(-きょう)

*古代生物であるヘビの姿をした神「ウワバミ」を信仰している。主にタオガス国に信者が多く、アリアバン国でも一定数確認されている。

*クログツナ教の信者はアジサイの下に村を作る。廻の力を必要とせず、外界からの接触を拒む傾向にある。

*近年は苛烈な反廻派も増加している。 

 

■月草祭(げっそうさい)

*至る雪の月二十四日に行われる、フズリナ教の神・モンガタの生誕祭。

*家族や友人同士で集まり、ホームパーティーを開いたり、ご馳走を食べて過ごす。

*無信仰者の多いアリアバン国でもイベント化されている。

 

 

 

【 さ  

■ジャン・ラズワルドの学び舎

*海の向こうのマームガルブ国に存在する、廻を育てる学校。水の廻スターが設立した。

*主に命力保持者の保護・教育を目的としている。マームガルブ国は近年、幼児を対象とした命力保持者の人攫い(いわゆる廻狩り)が多発し、深刻な問題となっている。

*アリアバン国に渡り、炎麼討伐で生計を立てている廻もいる。

*命石はオーバルカボションカットのブローチタイプ。

 

■常命視(じょうみょうし)

*楚族のみ会得する力。命視とは異なり、自身が懸想している人物の命力が、建造物の有無や距離、まぶたを閉じるなどしても関係なく、それが常に視えている状態。

*対象相手が死亡、または自身の気持ちが落ち着いた場合、相手の命力は視えなくなる。

 

■絲族(スぞく)

*タオガス国民。砂色の髪と肌に、赤い瞳を持つ種族。平均寿命は300歳。

*アリアバン国の楚族の始祖と言われているが、命力者は楚族に比べると極端に少ない。

*現在は人族とまとめて「人間」と呼ばれている。

 

■属性(ぞくせい)

*楚族、絲族、または人族が稀に会得する命力の種類。現在、十四種類が確認されている。

 

■楚族(そぞく)

*アリアバン国民。砂色の髪と肌に、青い瞳を持つ種族。平均寿命は百八〇歳。廻の始まりの種族。

*現在は人族とまとめて「人間」と呼ばれているが、楚族の中にはこの呼称を嫌う者も少なくない。

 

 

 

【 た  

■タオガス国(-こく)

*中央の国。国民は絲族と人族に分類される。

*国民である絲族、人族ともに、主にタオガス人と呼ばれる。

*言語はタオガス語。ソウルフードは「カエル肉まんじゅう」。

*アリアバン国から見て、海の向こうの国のひとつ。

*宗教は主にフズリナ教、クログツナ教、わずかにディエディエ教。

 

夛人(タビト)

*主に楚族間で使われる、人族を指す蔑称。

 

杖(つゑ)

*命力を体外に排出する際に使用する、廻の武器。依り代。

*飾り気のない棒を杖に使用することが殆どだが、自身の思い入れがある品の方が身体に馴染みやすい為、昨今は人によって杖が異なることが多くなってきた。

*杖を使用しないと身体を壊す恐れがある。

 

■朾(てい)

*長さを表す単位。

※センチと同義語。「一朾」は「1センチ」。

 

 ■ディエディエ教

*チョウの姿をした女神「フディエ」を信仰している。主にタオガス国に信者が多い。

*朝露と花の蜜を食す。カエルの肉、カエル由来の食品は食さない。

 

 

 

【 な  

■人間(にんげん)

*楚族、絲族、人族をまとめた呼称。二十年ほど前から使用されるようになった。

 

 

 

【 は  

■反廻派(はんめぐりは)

*廻の支援を必要としていない村、団体、人を指す言葉。

 

■人族(ひとぞく)

*近年急速に出生率が増加している種族。平均寿命は八〇歳。

*現在は楚族とまとめて「人間」と呼ばれている。

 

■花雨風雪(ひととせ)

*一年(十二か月)、四季を表す言葉。春夏秋冬と同義語。

 

■フズリナ教

*月とミカヅキモの神「モンガタ」を信仰している。各国に信者がおり、アリアバン国でも一定数確認されている。

*モンガタの生誕祭である「月草祭」(至る雪の月二十四日)は、無信仰者の多いアリアバン国でもイベント化され、家族や友人同士で集まりホームパーティーを開くことが多い。 

 

■二つ持ち(ふたつもち)

生まれながらに命力を二つ所持している廻・廻見習いを指す言葉。

 

■補助道具(ほじょどうぐ / アイテム)

*炎麼討伐時、または炎麼除けの際に廻が使用する道具。

*購入するとなると大変高価であるため、基本的に各々で作成・調合し準備する。

 

■補助命石(ほじょみょうせき)

*先天的、または後天的に命力量が少ない人、命力回路(みょうりょくかいろ)や命力泉(みょうりょくせん)が破損している人が装着する命石のこと。

*命力回路と命力泉の破損個所に合わせる為、人によって装着個所が異なる。

 

 

【 ま   

■マームガルブ国(-こく)

*西の国。国民は人族。主にマームガルブ人と呼ばれる。

*言語はマームガルブ語。ソウルフードは「カイガラムシの甘露シロップをかけたバクラヴァ」。

*アリアバン国から見て、海の向こうの国のひとつ。

 

■三つ持ち(みっつもち)

*生まれながらに命力を三つ会得している廻・廻見習いを指す言葉。

 

■命廻学校(みょうかいがっこう)

*生まれながらに命力を会得した子どもたちを、廻として育てる学校のこと。全寮制。

*命石はラウンドカボションカットのペンダントタイプ。

 

■命視(みょうし)

*楚族が会得する能力。視界に映った者の命力量を視る力。

 

■命獣(みょうじゅう)

*古代生物である獣の姿を模した、廻の手足として動く奇妙な生物。

*命卵(みょうらん)と呼ばれる大きな命石に祈りを込めることで、一週間ほどで自身と同じ命力を持った命獣が孵る。

*額には命石が埋まっており、身体中に模様があることが特徴。大きな姿へ変貌することもできる。

*命廻学校では、初等部四年から命獣を持つことが許されている。

 

■命石(みょうせき)

*廻の証である石。首から下げることが義務付けられている。

*元々は白い色だが、祈りを込めることで色が付く。

*廻(持ち主)が死亡すると色がくすみ、光を通さなくなる。

 

■命箋(みょうせん)

*廻大全(めぐりたいぜん)という本の奥付に同封されているおまけ。

*命力者が命箋を口にふくむと、唾液を吸った命箋が光り輝く。

 

■命布(みょうふ)

*廻が着用する衣類に使われている布。

*元々は白い色だが、祈りを込めることで色が付く。

 

■命力(みょうりょく)

*人間(楚族 / 絲族 / 人族)が稀に会得する、炎麼を絶命させるほどの強大な力のこと。

*命力は心臓から精製され、血液と共に身体中を駆け廻り、依り代(杖)を通して体外に放出される。

 

■命力些少(みょうりょくさしょう)

*先天的、または後天的に命力が少ない人を意味する侮蔑語。

 

■命絲廻學園(ミンスホンがくえん)

*海の向こうのタオガス国に存在する、廻を育てる学園。

*タオガス国には、炎麼のように人間を本能的に襲い、捕食するような蟲は生息していない。しかし、大飢饉の原因となる蝗害(こうがい)を未然に防ぐために、原因たるバッタの討伐を日々行っている。

*また、アリアバン国に渡り、炎麼討伐で生計を立てている廻もいる。

*命石はシュガーローフカットのタイタイプ。 

 

■蟲(むし)

*アリアバン国に生息している、人間と共生関係のある生物。

 

■蟲乗り(むしの-)

*三十年前の炎麼減少期に爆発的に増加した、廻の副職。

*ハンミョウやチョウ、カマキリやカミキリムシを乗りこなし、街から街へ人々を運び、実りの時期には収穫の手助けを行う。

 

■廻(めぐり)

*命力を巧みに操り、炎麼から人々を護り、戦う者のこと。

 

■廻狩り(めぐりが-)

*廻が身に着けている命石や命布、廻本人を狙う賊のこと。

*廻狩りによる、幼い廻見習いへの被害が近年増加している。

 

■廻大全(めぐりたいぜん)

*三百年ほど前から発刊が続いている、廻の活躍や功績を掲載した書籍。定期的に内容が更新され、書店に並べられている。

*初代著者はオルソロンビック。

 

■廻見習い(めぐりみなら-)

*命廻学校で授業を受けている、十八歳以下の廻を指す。

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